IT、ICT、DXといった言葉のもと、デジタル化の推進が唱えられています。保育分野も例外ではなく、国や自治体から補助金が設けられるなど、対応が後押しされています。わかりやすい例では登降園管理や連絡帳の電子化。手書きからPC・スマホでの入力に変わり、ぐっと負担が減ったという声を耳にします。さらに一歩進んで、「保育の質」の向上に貢献するシステムも出てきました。たくさんのシステムの登場で選択肢が増える一方、選ぶ作業がなかなか難しくなったのも事実です。
社会的な課題が待機児童から少子化にシフトしつつあり、また痛ましい事件をきっかけに保育者の激務に改めてスポットが当たっています。園の日々の業務に照らして、ICTが支えとなる部分はどこなのか、今一度見直す必要がありそうです。
そこで今回は、子どもとIT両方大好きという幼稚園教諭みみみさんと保育士ぬいさんの強力タッグで、選び方のポイントやお勧めシステムをランキング形式でご紹介します。検討のお役に立てれば幸いです。
子どもが大好きで、また子どもにも好かれる。たたずんでいるだけで子ども達が群がってくる様子は、ゆるキャラの一種を思わせる。IT業界に身内や友達が多く、デジタルツールの活用に積極的。一方で、アナログの良さも愛している。職場では、業務ソフトの操作や機器のトラブル解決でも人気者。
Excel等を使った資料作りが得意なPC好き保育士。みみみと知り会って保育システムの存在を知り、その便利さに驚愕。「子どものため」を念頭に、保育現場のICT化に勤しんでいる。プライベートでは保育園・幼稚園にそれぞれ通った二児の親でもあり、保護者目線からもシステムを見つめる。
なんと言っても業務用のシステムですから、機能の良し悪しは基本です。効率化のみならず、保育の質、保育者の育成、チームワーク強化、監査対応など、様々な視点から検討しましょう。そして、機能は数も大切ですが、その中身こそ吟味したいところ。つまり、ひとつひとつの機能が作りこまれているかどうかがキーです。しっかり見極めましょう。
毎日使うシステムですから、操作性はとても重要です。全体の構成や、動作スピードなどでストレスを感じるようではいけません。直感的に使えるか、画面遷移やデータ反映はスムーズか、といったことを確認しましょう。また、パソコンのほかタブレットやスマホなど端末による使い勝手の違いも確認しておきましょう。
単なるサポート体制の話ではなく、サポートに対する姿勢を見極めましょう。導入する保育の場は、誰もがITに精通しているわけではありません。困った時に丁寧に対応してもらえるか、わかりやすい言葉で説明してくれるか、担当者がすぐに変わったりしないか。これらは、導入時、トラブル時、改善要望など全てに関わってきます。
実は、少し惑わされやすいのがデザインです。私達も仕事柄かわいいものに惹かれてしまいがちなのですが、システムとなると感覚が少し異なります。日々の忙しい仕事場に照らしたとき大切なのは、欲しい情報にすぐアクセスできるか、一度に多くの情報をさばけるかといった点も大切にしましょう。
やはり気にかかる費用。ですが、これはざっくり捉えつつ後回しでも良いかもしれません。というのも、機能の中身を見てからでなければ、価格の妥当性が判断できないからです。中には、欲しい機能の組み合わせで総額が変わるシステムもあったりします。まずは機能の見極めにウェイトを置いて考え、最後にコスパを比較するのが良さそうです。補助金については、多くのシステムが対応しているので、気軽に相談してみましょう。
Child Care Web は、「保育の質」の向上に大きく踏み込んでいる保育システムと言えます。登降園や電子連絡帳などの基本機能をしっかり網羅しながら、注目すべきは保育内容に関わる機能の充実ぶり。指導計画、記録、子ども一人一人の発達チェックなど幅広い記録情報が連動し、保育業務の本質部分のIT化を実現しています。記録書式がオーダーメイドで細かくカスタマイズできるため、今まで使ってきた園独自の記録をそのまま活かしたスムーズなスタートも可能。丁寧な保育計画や記録に取り組む園にオススメです。
保育システムのメリットは効率化にあり…と普通に考えていた私の脳を揺さぶったシステムです。効率化のみならず「保育の質」に情熱を注ぐ設計思想に感激し、イチオシとしました。保育記録、連絡帳、園児情報の連携が桁違いで、保育本質の部分が豊かになるのがイメージできます。毎日の記録から、発達のチェック、監査対応まで、子どもと保育者を意識した作り込みが好印象。価格設定もオールインワンの料金としては良心的で、できることから比較してもコスパは非常に良いと感じます。
実を言うと、このシステム知らなかったのですが(すみません…)、口コミ情報に推されて調べてみたら目からウロコでした。カスタマイズの自由度や、子どもの発達を交えた記録機能の充実ぶりは、調査した全システムの中で突出していると感じました。心強い味方として、一歩進んだ保育ができそうです。画面デザインは、個人的にはもうちょっとカワイイとうれしかったりしますが、欲しい情報を俯瞰できる形でうまくまとめられています。パパママ目線で考えても、「保育の質」への取り組みは評価のポイントになりそうですね。
キッズダイアリー社が立ち上げたサービスを、キッズコネクト社が受け継いで提供。デザインが一新され、きれいで直感的にスイスイ操作できる画面が好印象です。保護者対応フォーカスでシステムをお探しならベストチョイスの可能性も!
キッズコネクト社は、もともと補助金関連のクラウドサービスを提供する会社なので、システム開発のノウハウも保育園に関する理解もしっかりしています。今のところ機能のバリエーションが少なめですが、登降園管理や電子連絡帳など保護者対応においては、使いやすいシステムと言えるでしょう。さらに充実させていくとのことなので今後に注目したいところです。
見た目から、さわってみたくさせるシステムです。口コミでも「見やすい」「かわいい」とデザインに対する評価が随一でした。機能はやや限られていますが、その分なのか価格設定が安めで、コスパも悪くありません。営業スタッフさんも丁寧な応対で、サポートの良さを感じさせてくれました。ライトな使い方を考えるなら良心的で有力な選択肢となりそうです。
コドモンは、業界シェアトップを誇る保育システムです。多くのニーズにワンストップで対応することを目指しており、業界随一の多機能が特徴。園バス、シフト管理、写真販売など、たくさんの機能をカバーしています。また、それらを分割提供しており、必要なものだけ選んで契約する仕組みなので、メニューを絞ればコストを抑えて導入することも可能です。保育現場のさまざまなシーンの効率化に幅広く応えられるシステムです。
機能の数が随一!他社サービスとの連携にも意欲的で、何でも一通り守備範囲に収めている安心感あり。特に効率化に関わるメニューが非常に充実していて、いろいろな時短の味方になってくれそうです。保育計画・記録といった保育の本質に関わる機能はあっさりな印象なので、とりあえずのスタートによい反面、少し物足りなさが出てくるかもしれません。コスト面を見ると、最近のコドモンさんはかなり値上げ傾向にあり、普通に使う機能を積み上げていくと月額が高めと感じました。導入後も必要な機能を吟味してときどき見直すのが良さそうです。
私の身の回りでも一番よく聞くサービスです!保育園・幼稚園に限らず小学校や塾でも導入例があったりと、登降園管理を中心に安定した強みが感じられます。営業スタッフさんも販売実績を前面に押し出したセールストークでした。一方で、使っている園からの口コミ情報では「問合せがつながらない」「要望を聞いてもらえない」「あとから値上げの話が来てきつい」といった手厳しい声も聞かれました。ひと踏ん張りのエールを送りたいところです。
リクルートの立ち上げで登降園管理や連絡帳機能を提供していた「キッズリー」が、フレーベル館への事業譲渡を経て、最終的に午睡チェック等センサー系の見守りサービスを提供する「ルクミー」と統合されたサービス。機能を分割提供するスタイルで、園に合ったものを選んで使うことができます。端末機器のレンタルも行っており、より気軽な導入の後押しとなっています。
キッズリー由来の部分がちょい値上げだったりしますが、サービスが充実していくならと期待できます。機能的にはこれからという印象もありますが、ルクミーのセンサー系サービスとつながったことで新たな広がりが感じられます。個人的には、子どもの命に関わる部分でセンサーに頼り過ぎるのは危険とも考えているのですが、サポートと捉えたうえでの活用方法がありそうですね。
キッズリー時代に使っていたことがあります。連絡帳機能のみでしたが、無料だった割に使い勝手が良く、重宝しました。ユニファさんになってから、営業ツールが洗練されたり、「未来会議」というイベントが開催されたりなど、会社としての意気込みも伝わってきます。システムに反映されていくと、うれしいですね。
はいチーズ!システムは、なんと無料で利用することもできる保育ICTシステムです。以前は「hoisys(ホイシス)」という名称で提供されていましたが、同社の写真販売サービスと統合され、写真販売とセット契約であれば保育システム部分の料金は実質無料という形で生まれ変わったものです。それゆえ、システムの中身も無料とは思えないレベルでしっかりしています。写真販売に興味があるという園にとっては有力候補となり得るシステムです。
もともと写真系ということからビジュアルにこだわったそうで、画面のレイアウトや色調がきれいにまとまっています。独特な収益構造から、サービスレベルの維持やアップデートにやや未知数部分も否めませんが、無料条件に合う園であれば選択肢としてありでしょう。細かな設定が効かないところも見受けられたので、無料でライトに使いたい園向けかなという印象です。
無料はインパクト大!写真販売の強化を条件にiPadの無料レンタルも行っていたりします。(一人の親として「写真ってそんなに儲かるのね」と複雑な気持ちも…笑) たしかに子どもの写真はうれしいものなので、人によってはついつい買ってしまうかも。写真販売に力を入れたい園にはお勧めです。写真が園の収益にも貢献してくれれば、コスト面で応援団となってくれそうですね。
岡山ではシェア50%!地元に愛される保育ICTシステムの人気の理由は、丁寧なヒアリングと作り込みにあり。カスタマイズにも積極的で、園の要望に合わせた導入が期待できます。
コロナ対策から生まれた検温・顔認証をセットでこなす登降園管理など、トレンドを押さえた開発がユニーク。帳票様式のカスタマイズにも積極的に対応してもらえるため、園のやり方をなんでもシステムに合わせる必要が無く、導入時の混乱が抑えられそうです。
社名を見て「はて?」と思ったのですが、本当に火をつけるマッチからスタートした会社なのだそうです。説明してくださったスタッフの方々が親しみやすく、サポート面での心強さを感じました。園としっかり対話しながら丁寧に作っている印象を受けました。
登降園管理や連絡帳といった一般的な効率化の機能に加え、指導計画の立案や子どもの発達チェックなど「保育の質」まで踏み込んだシステムです。スマホ連携の機能が一新され、より使いやすくなりました。
登降園管理や連絡帳など保護者対応系の機能から、欲しい機能をバランス良く備えています。保育書類についても他のシステムに比べて充実していますが、カスタマイズの自由度などがより高まるとうれしいところです。
BIPROGYという会社名、聞き慣れない感じがしてしまいますが、日本ユニシスが社名変更したものなんですね。業界を問わず実績豊富な有力ベンダーさんです。「保育の質」に着目したサービスの方向性も素晴らしいと感じるので、保育分野でもぜひがんばっていただきたいです!
使いたい機能を細かく自由に組み合わせる仕組みで、ミニマム構成なら月額1,000円からと安価に導入することが可能。記録書類のカスタマイズにも対応しており、園に合わせたスムーズな導入が期待できるシステム。
園バス管理機能に置き去り防止対策を追加するなど、最新の情勢にも対応していますね。
サポートの充実が強調されており、導入後も安心して使うことができそうです。
ソフトバンクが立ち上げた保育システムで、現在は学研グループが事業を展開。園の運営系を担う「hugnote」と、検温や午睡センサーで園児の健康管理に役立つ「hugsafety」という2種類のサービスを提供します。
簡単な保護者向けお知らせ機能や写真販売であれば無料で使用できます。教育分野の老舗が手掛けるシステム、今後も注目です。
学研グループは他にも保育システムを手がけてきた経緯があります。これからも形を変えながら、磨きがかけられていくのかもしれませんね。
クラウド型ではなく、園が自前でサーバを用意する「オンプレ型」としてレアな存在。園独自で別システムと連携させるなど、フルカスタマイズで構築する場合にお勧め。
ほとんどの保育システムがクラウド型の中、オンプレ型でのシステム構築を考えている園にとっては貴重な存在と言えます。
システム名の由来にもなっている「おがる」とは北日本の言葉で「成長する・大きくなる」という意味だそうです。子どもたちの健やかな成長を願い、現場の声を取り入れながらシステム自体も成長を続けて人にしか成しえないあたたかい教育・保育を実現する、という願いが込められています。こういう温かみって良いですね。
関西圏でトップクラスのシェアを誇るシステム。標準的な機能が一通り揃い、桜をイメージさせるピンク基調の画面が特徴的。
たくさんある保育ICTシステムの中で、こちらも多機能を誇るひとつ。登降園管理など効率化の機能が充実している一方、帳票などの保育の本質部分はもう一歩がんばって欲しい印象。帳票類のカスタマイズにも対応しているのですが、システム上で表を自作していく要領で、使い勝手にやや苦しさを感じました。関西トップをうたっているように、以前からよく耳にするシステムで導入園も多く、安心感につながっています。
口コミでは「トラブルでの停止がけっこう多い」、「契約時に約束していた要望機能がいつまでも放ったらかしになっている」といったネガティブな声も聞かれました。私の心に残っているのは、関西弁の営業スタッフさんが盛り上げながらの楽しい説明。あのパワーとサポート魂による改善に期待したいところです。
介護施設や保育園の運営からスタートしており、現場の悩みをリアルに解決するというのが売り。子守りロボットの開発も手掛けるほか、幼児算数講座もスタートさせるなど、幼児向けに意欲的なサービス展開をしています。
機能の数がトップクラスで、幅広く網羅しています。NTTと提携というのは、コールセンター運営の委託を指しているようです。
展示会で子守りロボット「びーぼ」くんの絵本をもらったのが印象的です。(残念ながら「びーぼ」くん本体はあまり売れていないそうです…。私はけっこうワクワクしたのですが。)Child Care Webさんと名前が似ていて、初めの頃、よく間違えていました。
登降園管理をはじめ、日誌や健康管理、職員シフト作成まで幅広くカバー。系列サービスで写真販売にも対応しています。
保育システムとしては老舗にあたり、身の回りで導入している園も多いです。写真販売に強く、写真販売機能だけの導入園もたくさん見られるほどです。
老舗ゆえかUIにややレトロ感があるものの、基本的な機能はしっかり揃えています。今後の展開に期待です!
スタンダードな機能を一通り搭載。操作性を第一として、機器に不慣れな方にも使いやすいサービスをめざしているシステム。
全体的な構成として、やや広く浅くな印象はあるものの。認可園向け、小規模向け、企業主導型向けなど、タイプ別に提案しています。
カードリーダーなどハード面の用意が必要で、初期費用は高めとなりそうです。一方で、ランニングコストとなる月額については、抑えた価格設定で全機能が使えるため良心的と言えるでしょう。
『パステルIT新聞』の会社が提供、と言えばピンと来る方々も多いはず。保育業界のIT化の旗振り役として全国の園に配布されている同誌が、ノウハウを活かしてプロデュースしたシステム。
機能の数はやや少な目ですが、シンプルでわかりやすい操作性を実現しています。
オプションとなりますが、発達支援の機能を搭載することができます。利用することによって、園児に寄り添った保育につながりそうです。
保育人材採用サイト「保育士バンク!」の運営元が開発。「キズナコネクト」として提供されてきたサービスの名称を、人材サイト側に寄せて変更したもの。そうした背景にふさわしく、勤怠労務管理を得意とするシステム。
パート等たくさんの職員をかかえる園、複雑なシフトが必要な園などに強い味方となってくれそうですね。保育システムとしての機能面は、これからの充実に期待です。
「キッズコネクト」という他社の存在もあり、ややこしいなと思っていたのですが、名前が変わってスッキリです。機能的には労務管理に全振りしている感じで、逆にその部分はお家芸と言えるほど洗練されています。他のシステムと併用すると良いかもしれません。
登降園管理から、園バス運行、職員シフト作成など、オプションまで用いれば、かなり幅広い機能を搭載。
白梅学園大学の武藤先生が監修として参加するなど、保育現場への活用が考えられた設計となっているのはうれしいですね。
全体的にデザインはややレトロな印象ですが、iPadを端末とする「タッチビュー」は、音声入力のほか手書き入力にも対応するなど初心者を意識したやさしい造りとなっています。
「企業主導型保育園専用」として、助成金申請や監査対策を中心とした機能を提供するシステム。
対象を絞ったシステムなので、単純な比較は難しいところです。監査を意識した帳票などをしっかりと備えており、企業主導型の園には有力候補となるシステムと言えそうです。
目的が合致するユーザにうれしい存在ですね。なんとなくアメリカンな雰囲気の公式サイトが目を引きます。
園管理、登降園管理、連絡帳などの機能に分かれており、使いたいものを契約する方式。横浜市給付費請求システム、登降園管理での電気錠との連動などユニークな機能も持っています。
多機能ではないのですが、“広く浅く”とは一線を画し、狙った機能をしっかり追求している真摯なシステムです。画面の印象などは好みが分かれそうですが、質実剛健ととらえて私はけっこう好きです。
問い合わせに親切に対応してくださるほか、公式サイトの「お役立ち情報」のコーナーもとても充実しています。
サービス名のとおり、園バス運行や登降園の管理を得意とするシステム。バスを運行する園にとっては頼もしい存在。小中学校や塾に向けてもサービスを展開中。
ターゲット層が前面に出されたシステムです。親切丁寧な対応で、利用園から愛されている様子が伝わってきます。歴史が長いことも、その信頼性の証と言えますね。
コロナ禍を鑑みると、登降園管理が非接触型でなかったりといった点は少し気になるところです。しかし、何と言っても園バスの管理における信頼感はトップクラスで、他のシステムを併用しながら園バス機能だけはバスキャッチを利用するといったケースもある程。さすがです!
写真、映像、ドキュメンテーションの送信をターゲットにしたサービス。気軽に「見える化」コミュニケーションを始めたい園にピッタリです。
写真に加え、映像を気軽に送れるのは便利!ドキュメンテーションは、背景が着せ替えできる定型タイプ。PCでもスマホでも見やすくレイアウトされるよう工夫されています。コマ割りが一定なので、しばらくすると物足りなくなるかもしれませんが、気軽に使える点で良さそうです。
SNSやブログのような感覚で使うことができ、機能的にもそうしたサービスと似ているように感じました。保育業務全体をカバーするような使い方はできませんが、保護者に対して写真や映像を共有するのに、便利なツールだと思います。
幼稚園・保育園向け用品の販売でトップシェアを誇るチャイルド社の保育ICTシステム。栄養計算や給与計算など、幅広い機能をカバーしています。また、それらの機能を分割提供しているため、必要な構成に絞れば料金を抑えることもできます。
幅広く機能を備えています。画面デザインを含め全体的にややレトロ感があり、少々取っつきにくさを感じてしまうのが惜しいところです。
全国に拠点があるのを強みに、各地でときどき展示会を開催しています。実機を確認したい場合に良いですね。口コミ情報の中に「導入したけれどあまり使っていない」という声が複数ありました。せっかくのシステムですから、活用できるようなサポートが欲しいところですね。